ポケモンカード徒然 隆盛編

 さて、続きです。
 アイポケ・カンポケが立ち上がり、ついに一番ポケモンカードで盛り上がった時期に突入します。


 アイポケが立ち上がり、ついに活動第一回としてオフ会が開かれることとなりました。…とはいっても、今みたいにちゃんと場所を借りてやったのではなく、ポケモンの穴のついで…って感じでした。
 この辺の時系列はあまり覚えてないのですが、一応ジムリーダー決定戦が行われたんだったかな。エルトシャンが優勝し、見事一代目ジムリーダーの座を獲得した…ハズ。みんながどういうデッキ使っていたかはあんまり覚えてないです。ぅーん…。


 第二回もほどなくして行われました。今度はマコットさんが場所を提供してくれ、やっぱりジムリーダー決定戦が行われてましたね。回転早かった気がしますw 自分はあっさり負けちゃったわけですが、この時エルトvsSINさんで決勝戦が行われ、SINさんが見事優勝を果たしました。やっぱり使用デッキとかはあまり覚えてないんですが、カメワニ*1についてTENさんと議論した覚えはあります。


 その後のアイポケの活動は、単独オフというよりは店舗大会での活動のほうが多かった気がします。


 さて、てんとうむしの大会に参加し、R団の爆発ジムいりプクリン速攻にしてやられたことは前回書きましたが、このとき「グランドチャンピオン戦参加権」をゲットしました。てんとうむしでは、何回か予選大会を開き、その上位選手のみが参加できるグランドチャンピオン戦なるものが開かれていました。要は地方大会とチャンピオンズリーグと同じ関係です。
 このグランドチャンピオン戦に、スタンダードなプクニュー*2で挑みました。そして順調に決勝戦まで駒を進めたわけですが…。決勝の相手は、エルトシャン。そして、その使用デッキが因縁の川村*3。とにかく速攻なプクニューですが、硬い上に安定して数が量産できる川村とは決して相性は良くありません。序盤の展開は五分だったのですが、問題となった中盤。相手の鋼つきウィンディに対し、こちらは悪2枚のニューラ。袋叩きが期待値通り動いてくれれば倒せます。そして、運命の袋叩き…。
 結果は大半の人は知っていると思いますが、6回中表が2回と、表が1回足りず、相手のウィンディはギリギリ生存。逆にカウンターでニューラがやられてしまう始末。これで完全にペースはエルトシャンに。こちらは防戦一方になってしまいました。速攻デッキが防戦してる時点で負けは決まったようなものでした。無念の惜敗です。
 「あの時の袋叩きさえ成功していれば…!」とずっと愚痴っていたものの、エルト曰くあのウィンディがやられてもまだ量産できたそうで、多分負けだったんだと思います。とりあえず、この対戦を機に、ニューラが大嫌いになりました。また、この試合後から「万年二位」と呼ばれるようになった記憶があります。


 正直、高2〜高3に関しては時系列が正確じゃないので、以降記憶にある項目毎に羅列していきます。ごめんなさい。


・裏会議室設置
 仲の良かったコースケ君とは、メールでデッキのやりとりをしていたのですが、メールでは煩わしいと言うことで、掲示板が用意されることになりました。当時のコースケ君のHPである「ポケモンカードゼミナール」の討論掲示板だった「会議室」の、非公開バージョンということで、「裏会議室」。りおん、コースケ、EVの3人が初期メンバーとなり、日々デッキについて討論しあいました。その後裏会議室には、公式大会入賞者となったてるてる、SIN、或る。他にも米子、空牙といった面々が参加しました(敬称略)。地方大会はもちろん、チャンピオンズリーグでの入賞デッキもこの裏会議室から生まれたことがありました。当時のトップクラスのデッキ討論掲示板だったと自負できます。…の割り、公式大会入賞者の輩出率が悪いのは、当時の公式大会予選が運ゲークソゲー*4だったためと断言できます。


・PPL誕生
 ポケモンワーロック、略してPPL。高2の春の公式大会を前に誕生しました。当時の公式大会ルールではカメワニが一番強いのは明白で、それをメタとして想定した場合のアンチデッキとして生まれたのがPPLです。1枚制限だった化石ベトベトン*5を軸に、カメワニの弱点である雷と草ポケモンで強力なポケモンをふんだんに入れました。ベトベトンを初め、エレブーやR団のサンダー、ジャングルストライクなどを1枚制限であろうとも使う姿勢が結構新しくて、とにかく斬新な印象を受けました。デッキ原案はコースケ君だったかなぁ?俺じゃないのは確かw
 とにかく、アンチデッキとしての効力は大きく、カメワニに対して結構な勝率をおさめましたが、悲しきかなアンチデッキのサガですね。普通のデッキに負けてしまうのです。そのため、「公式大会はPPLでいくか、カメワニでいくか」は最後まで問題となりました。


・初めての公式大会
 さて、その問題の公式大会です。コースケ君と夜通し調整した結果、「人間力次第」という、今では当たり前な結論が出ましたw 結局2人とも安定性をとってカメワニで望むことにしました。
 このときの公式大会は今とは全く違い、当日参加できるかどうかが抽選で決定されました。変なスロットを回して、エネルギーマークが揃えば参加できるわけなのですが、明らかにこれは恣意的に操作されており、前の人が当たったらまず間違いなく当たらないように出来ていました。
 抽選結果は、俺もコースケ君もはずれ。…意味不明なデッキが壇上で戦うのを見守ることしか出来なかったのでした。


・階段下ジム!
 特にこれといったイベントじゃないんですが、やっぱり思い出深いので…。アピタかヨーカドーで、確か勝つと夏の大会の優先出場応募権(あくまで応募権なのがポイント。確定じゃないです)が手に入る、とかいう公式イベントが行われました。これに関西からカリナねーさんやコースケ君などが駆けつけ、オフ会みたいな雰囲気で参加しました。
 さて、確か2,3連勝しないとその権利は手に入らなかったわけですが、なかなかできない。あと少しというところで、或る君との対戦。或る君は弱くはないんだけど強くもないと言う感じで、普段なら普通に勝てる相手なんですが、何故か公式の場だと勝てない。このときも普通に負けました。この頃からもう緑茶デッキ*6だったっけか?負けたことは覚えてるんだけど。
 結局権利を得ることは出来ないまま、イベントのほうは終了したわけですが、そのまま引き続き遊んでいました。階段下の小スペースでカードを広げ遊んでおり、「階段下ジム」というのは、そのときできたネタです。
 王様ことDEEP王さんと初めて出会ったのがこの場所。コイキングを華麗に操る彼*7は輝いて見えました。いや、実際輝いてた。コイキングで1キルしたって言われたときは、もうなんか神様かと思った。
 

・夏の公式大会
 ぜんっぜん記憶になんだけど、どうしよう。このときから、今みたいに事前応募→当選通知が届くという形式になって、確かはずしたのは覚えてる。それ以外何も覚えてないのは、自分の中でなかったことにしたかったのだろうか。うーむ。
 この頃から公式大会ごとに関西へ遠征するようになります。ゲンさんやカリナねーさんにはたくさんお世話になりました。


・念願のジムリーダー!
 確か高2の夏に3回(4回かも?)ジムリーダー決定戦が行われました。この頃自分が使っていたデッキは、ジョン*8。そして、このデッキを使って見事優勝!!ようやくジムリーダーの座につくことができたのでした。それもつかの間でしたが…。


・アイポリとの出会い
 米子たんやばいすアニキに出会ったのは、高2の秋か冬ぐらいだったかなぁ?米子たんは最初から自作シール配りだしたり、この頃からネタアイテムの製作に余念がなかったです。ばいすアニキとは、カメワニvsPPLの対戦で、相手のサザンラプラスの大活躍…というか、俺のプレイングミスで負けるという失態をしでかすという、なんとも言えない出会い方を。彼らとはオフを重ねる毎に意気投合していき、今でもアイポリとして活動を続けています。


・「てんとうむし」と「パピー」
 この2つのお店の店舗大会にはよくお邪魔しました。特にパピーは一時アイポケの根城だったといっても過言ではないでしょう、てんとうむしは地理的条件が悪かったんですよね。
 パピーには大会毎に多くのメンバーが集まり、対戦したり雑談したりトレードしたり、交流を深めていきました。レイ君やらK脇君は確かパピーで出会ったんだよねぇ。
 てんとうむしでは、後一歩で逃したグランドチャンピオンに固執し、往復2000円超えるのに毎月のように通いました。マコットさんの家に泊まりこんで、或る君と一緒に調整したのは良い思い出です。結局グランドチャンピオンの座を取るという夢はかないませんでしたが…。とれいん君とはあなべるる繋がりで、てんとうむしで出会った気がします。この頃のとれいん君は今とはほとんど別人だけどな!


 公式大会の「運ゲー」の魔の手から抜けられないアイポケ・カンポケの面々。しかし、ついにアイポケから公式大会入賞者を排出することになる!そして身内渦巻くチャンピオンズリーグ!!東京の夜、何かが起こる!!…ってなわけで、次回に続きます。次回で最後までまとめるか?

 デッキの解説はしますが、カードの解説はしないので各自調べてね。旧裏からの付き合いの人間はみんなわかるだろうけど。


 いい加減疲れてきたので、大きなトピック以外は適当になってきてます。つーかあんま覚えてない…。

*1:1弾カメックス+PFオーダイル。某漫画的には格好悪い組み合わせ

*2:ジャングルプクリン+NEO1ニューラ。とにかくベンチにベイビィとか置いて殴る

*3:1弾ウィンディ+鋼エネデッキ。当時の鋼エネは鋼以外のポケモンにつけても効果があったし、自分の技で自分が受けるダメージも軽減できた

*4:そもそも抽選倍率が今とは段違いだったり、予選デッキは株ポケが用意したものだったり、しかもそのデッキが最悪にコイン偏重デッキだったり…。当時の赤羽氏曰く、「公式大会は競う場ではなく楽しむ場」。なめんな

*5:全特殊能力無効化。ベンチでも当然はたらきますよ?

*6:或る君のイメージが当時のペットボトル緑茶である「しみじみ緑茶」だということから名付けられたデッキ。コンセプトは悪いマタドガス+鋼エネルギー

*7:王様はコイキングのみのデッキしか使わない漢。カスミのコイキングはもちろん、普通のコイキングでだって華麗に戦うぞ!

*8:川村に対抗して勝手に付けた名前。1弾リザードン+NEO1バクフーン+鋼エネ+リサイクルエネ