ポケモンカード徒然 覚醒編

 さて、めっちゃくちゃ間が空きましたが、みなさまよろしくやっておりますでしょうか。ゆっくりと書いてる暇があるならバンブラで曲でも作るよ!ってのが最近のノリだったので、ずーっと放置でしたが、いい加減筆を進めてみましょう。


 前回までですが、高2の終わりまでだいたい書き上げました。続けてダイジェスト形式でガンガン進めていきたいと思います。


・高3の春の公式大会
 珍しく身内のほとんどが抽選をパスし、予選に望むことができた公式大会です。
 予選は今と違い自分で構築したものではなく、すでに用意された共通のものを使用。・・とまぁ、この予選デッキの出来がどうしようもないぐらいにクソなわけですよ。ドローソースはマサキの転送装置*1ぐらいという体たらく。ポケモンも基本的にコイントスが必要なカードばかりで、実力をはかるのではなく、抽選の延長線上に位置してましたね。まー、カードデザインしてる某羽氏がトレーナーズで「公式大会は勝負する場ではなく楽しむ場」とか言ってるぐらいですからね。競技ゲームを真っ向から否定するその姿勢に、アイポケ一同はしびれたものです。悪い意味で。
 さて、そんなひたすら運ゲーな予選ですが、運よく2勝することができ、このままなら予選通過は確実というところまできました。しかし、この最後の相手というのが身内、或る君。或る君とは公式の場での相性がひたすら悪く、今までの対戦ほとんど負けてます。いやーな予感。
 或る君自身は「負けようか?」とか言ってくれたし、今考えればインテンショナルドローみたいな手段もとれたんでしょうけど(点数的にドローで十分抜けれた)、当時は頑なに実力で勝つ!…と思ってましたね。運ゲーなのにな。わざと負けたり負けてもらうのはいろんな相手に失礼だと思ってました。ま、今でも割とそー思ってるけど。
 そんなわけで、自ら決勝トーナメントへの道をかなぐり捨て、わざわざ茨の道を選んだわけですが。ここに来てデッキが偏ってしまい、ひけどもひけどもゴミカードばかり。もうどうしようもない。同じデッキである以上、それこそ引きがすべてなわけで、引きが悪い俺が或る君に勝てるわけもなく。この時点で俺が2勝1敗に対し、或る君が2勝1分けなので、俺が抜けられる可能性は0。…あの時或る君の提案を受け入れてれば、と思わなくはなかったですが、別に後悔はしませんでしたね。所詮俺もその程度だったってことですから。予選は身内では唯一或る君が抜けました。そういや、このときの担当ジャッジが三花ちゃんだとかいって盛り上がったなw
 んでま、なんだかんだいっても、俺を負かせた以上は何が何でも優勝してもらいわけで。中部で予選抜けた唯一の身内だし。或る君の実力はよーっく知っていたので、いろいろとてこ入れしました。デッキは裏会議室*2で鉄板と評されていたバクカルゴ*3を。てこ入れの結果、俺が持ってきていたバクカルゴと寸分たがわぬ構築となりました。イコール裏会議室の鉄板構築ってわけなんだけどね。
 アイポケ一同の期待が高まる中、決勝トーナメントが開始されました。
 初戦の相手はなんだっけ?忘れた。2戦目(準決勝)がNEO3クロバット。逃げるコストが重いバクカルゴとしては、混乱させてくるクロバットはあんまり組したい相手じゃありません。しかも、この相手ピチューをデッキに入れていて更に相手にしたくありません。…とまぁ、遠くから見ていただけなので実際どういう試合だったのかはよくわかりませんが、勝ちました。そして決勝。相手は…カメワニ!カメとワニを1枚ずつ入れただけで殿堂ポイント*4がいっぱいになるという男らしいというか、正直どうよ?なデッキ。とはいえ、水デッキであることには変わりはないし、正直決勝戦の相手としては最低。…だったのですが、ゼニガメの時点で突風などでプチプチつぶしたらしく、思った以上にあっさりと或る君は勝ちました。決勝トーナメント中気合のハチマキ*5が全表だったのも大きいらしい。
 そんなわけで、アイポケ初!リアルタイムで入賞者排出の瞬間に、アイポケの面々は大興奮。もうそれはそれは騒ぎました。どれぐらい騒いだかって、後で代表者だった俺が注意されるぐらいに。…ぶっちゃけ、最近のアレからするとずっとおとなしいような気もしますけどね!このときは打ち上げも楽しかったなー。 
 また、当時は「無料」で優勝者のほかにもう一名付き添いでついていくことができたため、俺は或る君に東京までついていくことに。


・にぎわう裏会議室
 このころ、春の公式大会優勝者としててるたんが裏会議室に入会しました。他、或る君やSIN王子も地方大会優勝者として迎え入れられました。チャンピオンズリーグで使うデッキが主な議題でしたね。或る君はデッキ討論に参加はしなかったけどなw
 バクカルゴのメタとしてワニ単が注目されつつあって、更にそれのメタとしてメガニウムが注目されてました。今は懐かしきミュウクソ*6のサイトで、ガッパラ*7が発表されました。当時のメタであったマグカルゴオーダイルも止められるという点で注目株だったものの、いかんせんパラセクトは技が弱い。
 そこで、裏会議室ではメガベトン*8が開発されました。基本的にはガッパラと似たような構築なんですが、ポイントはやはりわるいベトベトンを採用したこと。基本的にバクフーンにはエネルギーがつかないために、突風+わるいベトベトンで簡易的にロックすることが出来るため、バクカルゴにも決して遅れをとらないことがポイント。ワニに対してはもともと弱点つけるため問題にならないし、ガッパラは地力の差があるためにこちらが優位。メガニウムを使いエネルギー圧縮をかけられる、わるいベトベトンはきあいのハチマキを貫通可能・ベイビィキラー*9というメリットもあり、裏会議室の結論としてはメガベトン鉄板ということに。


・一方或る君は
 或る君とは個人的に仲も良かったため、いろいろ相談に乗っていました。メガベトン鉄板だったために、それを推薦したものの、もうひとつ「自分のデッキを使いたい」というところが捨てられないらしい。俺自身が出るわけじゃないし、実際に使う人の意思を尊重しようということで、新たにデッキを考えることに。
 どういう経緯でそうなったのかはもうひとつ覚えてないのですが、ブラッキー+エーフィ+マルマイン*10なデッキになりました。ブラッキーにマインをつけて速攻でベイビィを狙い、あとはポケモンの笛*11でひたすら狩る…のがコンセプト。エーフィは安定性のために…といっても、つくエネルギーがメガニウムは少ないために、優位性を確保できてないんですが…。そんなデッキ。
 改めて書いてみると、もうひとつ強い気があんまりしないんだけど、一応スパーリングの段階ではまぁまぁ戦えてました。…あくまでまぁまぁ、だけど。或る君本人は納得していたし、まぁいいかということで、このデッキでチャンピオンズリーグに望むことに。


 …チャンピオンズリーグまで書こうと思ったけど、ここで力尽きた。とりあえず大学2年までは書くつもり。その後のことは割りと最近の話だし、日記もこの日記に移行してるはずだから。レポートとか出てくるでしょ。

*1:コインを投げて表なら4ドロー。裏?なんもねーよばーか

*2:忘れたあなたのために。自称上級者のみによるデッキ相談所

*3:NEO1バクフーン+NEO3マグカルゴ。ひたすら高い攻撃力で圧倒する…が、NEO1ピチューが苦手

*4:カードに課せられた殿堂ポイントが一定数以内になるようにデッキを構築しなければならないルール。何気に良ルールだった。

*5:コインを投げて表なら気絶しない道具。おうごんのみが殿堂入りしたこととダメージ氾濫デッキが多かったために、ほとんどのデッキに4積みされた

*6:実際にはミュウクン。2chでの別称。ちなみにアイポケの別称はアイドキュw

*7:NEO1メガニウム+NEO3パラセクトパラセクトオーダイルバクフーンを止める。ポイントはどっちかというとそれよりも殿堂2点だった超リムを積んでたことかも

*8:NEO1メガニウム+わるいベトベトン。わるいベトベトンが強い強い

*9:当時はベイビィポケモンを入れてないデッキはゴミだ!と言い切れるぐらい、ベイビィポケモンは重要であり強かった

*10:ブラッキー:当時の最優秀ベイビィキラー。エーフィ:オールマイティな優良ポケモンマルマイン:きぜつして好きな色2つ分のエネになる。優秀な加速装置

*11:相手のトラッシュからポケモンをベンチに出す。ベイビィをもってきてブラッキーでだましうちがセオリー